その他
500年というあまりに永い動乱に もはや平穏の刻は来ぬと民は絶望した
第48話「募集」:500年の春秋戦国時代に生きる民の気持ち。
「しかし相変わらず この待ちの間はたまんねぇな」
第54話「五身一体」:初陣で戦場を目の前にして吐く尾平の傍らで、沛浪の伍の一人が言った戦場の臨場感を漂わせる一言。
白起はなんと食料の問題と反乱の危険を理由に投降した40万の趙兵を生き埋めにして殺したのだ 40万人をである
第75話「過去」:40万人というと日本の中核市(豊田市、尼崎市、横須賀市)などが近い規模の人数である。
「恩恵は全て次の者へ 私の命も幾人かの命によって救われて来た その恩を余さずお前達に注いだつもりだ 紫夏 お前がこの先他人のために何かできたらそれは私にとっても大きな意味をもつ どんなに些細なことでもいい・・・・・・ 受けた恩恵を次の者へ フフそういうものだ紫夏 そうやって・・・ そうやって・・・ そうやって人は・・・ つながってゆく」
第81話「別離」:紫夏の行動原理になった義父の最期の言葉。
「あなたは生まれの不運により およそ王族が歩まぬ道を歩まされた・・・・・・ しかし 逆に言えばあなたほど辛い経験をして王になる者は他にいません だから きっと あなたは誰よりも偉大な王になれます」
第81話「別離」:紫夏の最期の言葉。
辛い経験をしたものほど、それをバネにできたときは大きく跳ね上がる。まさしく「まるでバネの力みたいに 深く沈めば沈むほど 高く飛べるんだ」ですね。